やれやれ-さかい

ようやく書き出すことができて嬉しいね。

 

土曜にイタリアでデモ行進があった。アンチファシストの行進。最初は同居人から一緒に行こうよって言われて何すんのさって言われて酒飲んだりタバコ吸ったりするってまぁ覗くだけ覗いてみようかなと思ったら。

 

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大規模だったなぁ。

その日は知らなかったんだけど街の違うところではカーザパウンドってネオファシストの団体がデモやってたみたいで。

 

なんでっていうと日曜日がトリエステが返却された記念日?とかなんとかでプレジデントが来たらしいんだけど今の政権が右寄りだからそういうところに反対したり、応援したりしてそれぞれのデモがあったらしい。

 

 

またのぴさんから左とか右とかわからんって言われそうだけどさ。言いたいことはとりあえずわかる。筋はわかるし主張内容もまぁわかる。世界の排他主義というか民族主義みたいなものが高まっててうんぬん…ってそこに目新しさはないんだけど。

 

1番驚いたのが、めっちゃ知り合いがデモの中にいたこと。医者もいたし、医学部の友達もいたし、なんやかんやとにかくいたってこと。これはおれの知り合いに活動家が多いとかじゃなくてデモに参加するってことがこちらではそう大したことじゃないんだよね。

 

いろいろ意見を聞いてみたけどひとつの意見の表明の仕方じゃない?くらいの人が多い。

 

なんだろ。メンタリティの違いを感じたよね。日本でデモってどんなイメージか知らんけど。わたし個人としては猿みたいだなぁ…としか。正しいと疑わないってのは結局新しい歪みを産むような気がするよね。考えるとどっちが正しいなんてわからないし、そもそも勉強しないと意見すら持てないし、デモをしたとして実際に自分の周りの何かが変わるわけじゃないと。まだ大衆の力とか政治の力ってのを信じてるんだよなぁとか。そんな大層なことじゃなくても常識を疑うって大事だよなぁ…と留学7ヶ月目にして感じましたとさ…

 

 

腑抜けたポリティカルコレクトな意見じゃなくて鋭い指摘、意見を待っています。